考古学ブログ: Ours! 近江貝塚研究会

その事務局員が成長を目指して綴るバラエティー

考古学に活路を見出したい人のためのブログ。近江貝塚研究会は、日本で一番ゆるくてハードな考古系研究会。毎月1回の例会は参加費無料・飛び入り歓迎。近江・貝塚・縄文の枠を取り払って学び合います!

R0018363

やるせない話ばかりが続く2020年の春、飛び切り嬉しいニュースが入ってきました。九州大学埋蔵文化財調査室の福永将大さんが単著を刊行されました。『東と西の縄文社会─縄文後期社会構造の研究─』(雄山閣2020425日刊行)です。

 

何が嬉しいかというと、福永さん、2014年の終わりから2019年の初めまで計5回に渡って近江貝塚研に参加し、例会発表をしてくれていたから。

 

毎回、いろんな方からもらった指摘を持ち帰り、コツコツ検討して翌年また発表する。そんなサイクルを近江貝塚研だけでなく、関東や九州の研究会や学会で繰り返す。たくさん生まれた知的な化合物を結晶化させていく。その努力の賜が今回刷り上がった立派なこの本だと思います。

 

やっぱり継続は力なり。成功とは、諦めなかった者が得る果実。

志ある若者よ!なりたい者になりたければ、福永さんの足跡をたどるのも意味がきっとあるぞ。

 

コロナのおかげで例会は中断していますが、そんなことで立ち止まっている場合ではないことを思い出させてもらいました。ありがとう、福永君。アプローチの違いはありますが、論じたい領域は随分重なり合います。これからもがっぷり組み合って、「縄文社会論」、議論してまいりましょう。

 

最後に、❶御高著に付された「帯」の紹介文、❷Amazonへのリンク、❸近江貝塚研での福永さんの足跡をご紹介して終わりにします。ご参考までに。

 

❶御高著に付された「帯」の紹介文

日本列島における人類史の画期的なイベントである縄文時代から弥生時代への変化の鍵を握る、縄文時代後晩期の社会構造と、東日本と西日本の「縄文文化の東西差」発現メカニズムの実態を、縄文土器の広域分布の変動や集団構成・生業活動の詳細な検討から論考する。

 

Amazonへのリンク

https://www.amazon.co.jp/dp/4639026951/ref=sr_1_1?__mk_ja_JP=%E3%82%AB%E3%82%BF%E3%82%AB%E3%83%8A&dchild=1&keywords=%E6%9D%B1%E3%81%A8%E8%A5%BF%E3%81%AE%E7%B8%84%E6%96%87%E7%A4%BE%E4%BC%9A&qid=1588144552&sr=8-1

 

❸近江貝塚研での福永さんの足跡(例会発表の記録)

253回 20141115

  土器からみた縄文時代社会ネットワークの研究

268回 2016123

  器種構成からみた縄文後期広域土器分布圏の変遷

279回 2017123

  加曽利B式土器からみた列島縄文後期の集団関係

293回 2018324

「縄文文化の東西差」に関する一考察―縄文後期中葉社会を事例として―

303回 2019119

九州縄文後期後半期における社会・文化変動の再評価


このエントリーをはてなブックマークに追加

hands-1926414_640

今日は本来なら318回目の近江貝塚研例会。何も触れずにやり過ごそうとも思ったけれど、やっぱり少し、今夜の痕跡を残しておこうと思います。

 

 2009年の5月、新型インフルエンザが世界的に流行しかけ、滋賀県でも大学生が一人感染しました。感染が判明した日は、その年の5月例会(第187回)の確か3日前で、当時の県知事が緊急事態宣言を発する中で県関係の施設でのイベントが一切中止になりました。その影響で、私の職場の当時の上役の一人から近江貝塚研に「中止命令」がでて、第187回例会は幻の例会となりました。

 

 この1回を除くと、近江貝塚研は1993年の11月から毎月開催することができていたことになります。皆さんのお陰で。そして幸いなことに。

 

 例会中断を判断した4/5から、ずっと思っていることは、当たり前にあった日常のあり難さでした。何も気にすることなく、寄り集い、語り合い、飲み交わし、再会を誓いながらまた去って行く。──なんてあり難いことだったのか。

 

きっともう、時代は移ろうてしまったに違いないのだけれど、リスタートを迎えた暁には、今まで以上にその日常を噛みしめながら向き合いたいと思います。そのときはどうかよろしく、またおつきあいください。

(瀬口眞司)

このエントリーをはてなブックマークに追加


cherry-plum-4915333_640

みなさま

 

いつもありがとうございます。

新型コロナウイルス感染拡大防止対策の一環として、

近江貝塚研究会の4~6月例会につきまして、以下のような判断を決定しましたので、お知らせいたします。  

 

【お知らせ1】

近江貝塚研究会4月例会(418日(土))は無期延期といたします。

 

【お知らせ2】

近江貝塚研究会5月例会(530日(土))も同様に無期延期といたします。

 

【お知らせ3】

近江貝塚研究会6月例会(日程検討中でした)も同様に無期延期といたします。

 

この数か月、懸命に準備をしてくださっていた発表者のみなさん、

ならびに例会を楽しみにしてくださっていた方々に深くお詫び申し上げます。申し訳ありません。

代替回につきましては、発表予定者の皆さんと相談し、何らかの形で改めてお願いできればと考えております。

懲りずにお付き合い頂けましたら幸いです。

 

なお、交通機関や宿泊などを予約してくださっていた方におかれましては、

お手数ですがキャンセルをお願いいたします。

大変ご迷惑をおかけいたします。

 

また、7月以降の例会の予定につきましては、見通しを整理しながら調整を進めてまいります。

引き続き、今後ともよろしくお願い申し上げます。

 

2020年4月5日 事務局 瀬口眞司

このエントリーをはてなブックマークに追加


japanese-cherry-trees-324175_640近江貝塚研3月例会【開催】に関するお知らせ(続報1:3月14日版)

みな様

 

お世話になっております。近江貝塚研究会事務局の瀬口眞司です。3月20日(祝・金)の近江貝塚研究会3月例会(第317回)については、これまでご案内してきましたように、実施します!

換気しながらの開催となりますので、暖かい服装でご参加下さい。また繰り返しになりますが、体調が芳しくない場合は無理なさらずに(笑)。以下、開催内容となります。
かいさい

いつもありがとうございます!

●3/20に開催します近江貝塚研究会3月例会の正式案内【改訂版】です。

●特集名は組成の遺跡間比較から探る機能と系統+

弥生時代の砥石と古墳時代の石製品を対象に、その組成・組合せから遺跡の機能や系統、その展開過程について明らかに。

 プラス「縄文土偶」の研究報告をお聞きいただきます。

質疑応答では、その方法や根拠、議論の展開などについて議論します。

知的な化学変化の契機がきっと見つかるはず。ご専門とする時代・資料に対する新たな切り口を探しに是非お運びください。

●キーワード:古墳、碧玉・緑色凝灰岩製石製品、系統、縄文、土偶、東北、円筒上層式

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:第317回例会 特集〈組成の遺跡間比較から探る機能と系統

日時:2020年3月20日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス13:10発の乗車がおススメです。)

 

報告1二村 真司さん|京都大学大学院

    古墳時代前半期における石製品の基礎的研究

~編年体系の構築と系統理解の確立に向けて~

〈要旨〉古墳時代前半期に生産された碧玉・緑色凝灰岩製の石製品は、これまで器種別に編年研究が進められた。しかし、器種組成の変遷や、器種を横断して製作技術・石材を共有する「系統」の抽出を巡る議論は不十分であり、多種多様な石製品を体系的・総体的に把握する視座が求められる。本発表では、各器種の型式学的な再検討を出発点として、共時的な石製品の組合せとその変遷を検討し、さらに器種を横断する系統理解の可能性を模索する。

 

報告2瀬口眞司|公益財団法人滋賀県文化財保護協会

東北北部円筒上層式の土偶装飾付土器とその展開

〈要旨〉土偶装飾付土器とは、土器の内側を向く土偶を土器外面に取りつけ、土器に霊的な力を付加させたものである。縄文中期の中部高地周辺で展開したものだとこれまで考えられてきたが、東北北部の円筒上層式土器分布圏でもそれに併行し、かつ独自のあり方で展開する流れが存在したことを新たに論証し、中期縄文社会における世界観の一端を明らかにする。
※都合により、森貴教さんと交代(森さんは5月例会で発表に)となっています。
 ご注意ください。

このエントリーをはてなブックマークに追加


water-lily-4853093_640近江貝塚研3月例会【開催】に関するお知らせ(続報1:3月14日版)

みな様

 

お世話になっております。近江貝塚研究会事務局の瀬口眞司です。3月20日(祝・金)の近江貝塚研究会3月例会(第317回)については、下記の2月29日版でもご案内したように、実施の方向で調整中です。

参加に際しましては、マスクをお持ちの方はご持参くださいますと幸いです(絶対ではありません)。
また、換気しながらの開催となりますので、暖かい服装でご参加願います(絶対そうしてください)。
体調が芳しくない場合は無理なさらずに(これは本当に絶対(笑))。

急急如律令

(瀬口眞司)


------------------------------------------------------------
近江貝塚研3月例会【開催】に関するお知らせ(229日版)

みな様

 

お世話になっております。近江貝塚研究会事務局の瀬口眞司です。3月20日(祝・金)の近江貝塚研究会3月例会(第317回)について、以下の通りご連絡いたします。

 

1.開催に関する現状の判断と内容変更について

3月20日(祝・金)の3月例会は、予定通り【開催】する方向です(2月29日現在)。

●ただし、発表予定者と打ち合わせた結果、下線部のように一部【報告者・内容を変更】しましたのでご注意・ご了解ください。

 

【変更前】

報告1:二村真司さん|京都大学大学院

古墳時代前半期における石製品の基礎的研究

報告2:森貴教さん|新潟大学研究推進機構超域学術院助教

弥生時代の集落機能とその変質過程―砥石組成の遺跡間比較から―

 

【変更後】 

報告1:二村真司さん|京都大学大学院

古墳時代前半期における石製品の基礎的研究

報告2:瀬口眞司|公益財団法人滋賀県文化財保護協会

東北北部円筒上層式の土偶装飾付土器とその展開

 

●文末の案内文は変更後のものに直っています。

●森貴教さんのご報告は5月例会(5/30)に変更となります。

●なお、上記のご案内内容については【暫定版】となります。事態の移ろいによっては、【中止】も含めて再変更があり得ますので、以下をご参照ください。

 

2.今後の見通しとご案内について

●例会の開催・中止に関しましては、あくまで新型コロナウイルス感染拡大の防止・抑制を重視する立場をとります。

●事務局所在地であり、開催会場のある滋賀県におきましては、県主催のイベント等について316日までの間、原則中止または延期する方針を打ち出しています。この中止・延期の期間がもし17日以降に延期された場合、あるいはそうではなくても全国的な観点から感染拡大の防止・抑制に沿わないと判断した場合は、近江貝塚研究会3月例会につきましても【中止】の判断へと再変更します。

【中止】へ再変更した場合は、速やかに本ブログにて情報発信します。

●ご迷惑をおかけして恐縮ですが、ご理解とお力添えをいただけますようよろしくお願いいたします。

(近江貝塚研究会事務局 瀬口眞司)

 

-----------------------

いつもありがとうございます!

3/20に開催します近江貝塚研究会3月例会の正式案内【改訂版】です。

●特集名は組成の遺跡間比較から探る機能と系統+

弥生時代の砥石と古墳時代の石製品を対象に、その組成・組合せから遺跡の機能や系統、その展開過程について明らかに。

 プラス「縄文土偶」の研究報告をお聞きいただきます。

質疑応答では、その方法や根拠、議論の展開などについて議論します。

知的な化学変化の契機がきっと見つかるはず。ご専門とする時代・資料に対する新たな切り口を探しに是非お運びください。

●キーワード:古墳、碧玉・緑色凝灰岩製石製品、系統、縄文、土偶、東北、円筒上層式

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:317回例会 特集〈組成の遺跡間比較から探る機能と系統

日時:2020年3月20日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1二村 真司さん|京都大学大学院

    古墳時代前半期における石製品の基礎的研究

~編年体系の構築と系統理解の確立に向けて~

〈要旨〉古墳時代前半期に生産された碧玉・緑色凝灰岩製の石製品は、これまで器種別に編年研究が進められた。しかし、器種組成の変遷や、器種を横断して製作技術・石材を共有する「系統」の抽出を巡る議論は不十分であり、多種多様な石製品を体系的・総体的に把握する視座が求められる。本発表では、各器種の型式学的な再検討を出発点として、共時的な石製品の組合せとその変遷を検討し、さらに器種を横断する系統理解の可能性を模索する。

 

報告2瀬口眞司|公益財団法人滋賀県文化財保護協会

東北北部円筒上層式の土偶装飾付土器とその展開

〈要旨〉土偶装飾付土器とは、土器の内側を向く土偶を土器外面に取りつけ、土器に霊的な力を付加させたものである。縄文中期の中部高地周辺で展開したものだとこれまで考えられてきたが、東北北部の円筒上層式土器分布圏でもそれに併行し、かつ独自のあり方で展開する流れが存在したことを新たに論証し、中期縄文社会における世界観の一端を明らかにする。
※都合により、森貴教さんと交代(森さんは5月例会で発表に)となっています。
 ご注意ください。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人4000円前後、学生さん3000円以下)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ずブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.1月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

4月例会:4月18日(土)318th 

【貝から探る食と生産/解明の方法を学び直す】山田凜太郎山崎 健

5月例会:日程調整中(土)319th 

【内容調整中】森貴教弥生時代の集落機能とその変質過程山下優介

6月例会:日程調整中(土)320th 

【内容調整中】中村耕作岩永祐貴

 

 

瀬口眞司

このエントリーをはてなブックマークに追加

field-3301987_640

申し訳ありません。コロナウイルス感染拡大防止策の一環として、本例会につきましては【無期延期】となりました。交通機関や宿泊などを予約してくださっていた方におかれましては、お手数ですがキャンセルをお願いいたします。大変ご迷惑をおかけいたします。(2020年4月5日 事務局:瀬口眞司)

【以下、参考までに掲載しておきますが、無効・無期延期となっていますので、ご注意ください】

◆ご案内のポイント

近江貝塚研の2020月例会(/30)の先行案内速報版です。

特集名は【土器の分析から社会の基盤を探る】です。土器に組み込まれている意味やその展開の過程を探り、とりまく現象を生み出していた社会を照らし直します。

議論を通して、研究対象と対峙するときの芸の幅を広げ、感性を研ぎ澄ましてまいりましょう!

学生さんや情報のシェアも大歓迎!お待ちしてます。

 

◆ご案内の詳細

対象:2020月例会(第319回) 

特集:土器の分析から社会の基盤を探る

日時:202030日(土)13:30  

会場:滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室  

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発滋賀医大行きの「帝産バス12:45」か「近江バス13:10」に乗車、「文化ゾーン前」下車がおススメです。

 

報告:

1瀬口 眞司公益財団法人滋賀県文化財保護協会

〈タイトル〉円筒上層式土器における土偶装飾付土器とその展開過程

〈あらまし〉縄文中期の東北地方北部に分布する円筒上層式土器を対象とする。「土偶を装飾した土器」を新たに捉え、型式組列を設定しながらその展開過程を明らかにする。

併せて201912月例会で検討した中部高地における土偶装飾付土器の展開過程と比較する。上記の諸作業を通して、中期の東日本に生じた現象の一端を解明し、縄文社会の基盤にある世界観について認識深化を試みる。

 

2山下 優介さん|東京大学大学院

〈タイトル〉弥生・古墳時代移行期における「近江系土器」の基礎的検討:広域拡散現象を読み解く視点の整理と適用

〈あらまし〉「近江系土器」をめぐって用意されてきた分析視点を整理し、蓄積の進む資料を理解するための方法を検討するとともに、具体的な実践例を示す。

 

ではでは!!  瀬口眞司

 
このエントリーをはてなブックマークに追加


crocus-4851623_6402020年2月21日、近江貝塚研究会事務局からの発表です。
明日の2月例会は予定通り開催します。懇親会も同様です。

ちなみに滋賀県の公式なスタンスは以下の通りで、

風邪や季節性インフルエンザと同様にお一人お一人の咳エチケットや手洗いなどの実施がとても重要です。感染症対策に引き続き努めていただくようお願いします。」

「イベントや行事等を主催される場合、会場の入り口にアルコール消毒薬を設置するなどの対策の検討をお願いします。」

「また、多くの方が集まるイベントや行事等に参加される場合、お一人お一人が咳エチケットや頻繁な手洗いなどの実施を心がけていただくとともに、風邪の症状がある場合は、イベントや行事への参加を控えていただきますようお願いいたします。」

とのこと。⇒ https://www.pref.shiga.lg.jp/ippan/kenkouiryouhukushi/yakuzi/309252.html

つまりは、必要以上の過度な対応はしない一方で、例年のインフルエンザ対策と同様に油断せず、他者にも気を使いながら対応してください、という方針。

ということで、道中は十分お気をつけてお越しください。

※なお、滋賀県の方針が急変した場合、会場の利用ができなくなる場合もあります(例えば、陽性反応の方が急増した時など)。その場合は、大至急、このブログに掲示しますので、お手数ですがご心配な方は明日もご確認ください。(瀬口眞司)
このエントリーをはてなブックマークに追加

bangles-316207_960_720

3/20に開催します近江貝塚研究会3月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は組成の遺跡間比較から探る機能と系統

弥生時代の砥石と古墳時代の石製品を対象に、その組成・組合せから遺跡の機能や系統、その展開過程について明らかに。質疑応答では、その方法や根拠、議論の展開などについて議論します。知的な化学変化の契機がきっと見つかるはず。ご専門とする時代・資料に対する新たな切り口を探しに是非お運びください。

●キーワード:古墳、碧玉・緑色凝灰岩製石製品、系統、組成、弥生、砥石

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:317回例会 特集〈組成の遺跡間比較から探る機能と系統

日時:2020年3月20日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1二村 真司さん|京都大学大学院

    古墳時代前半期における石製品の基礎的研究

~編年体系の構築と系統理解の確立に向けて~

〈要旨〉古墳時代前半期に生産された碧玉・緑色凝灰岩製の石製品は、これまで器種別に編年研究が進められた。しかし、器種組成の変遷や、器種を横断して製作技術・石材を共有する「系統」の抽出を巡る議論は不十分であり、多種多様な石製品を体系的・総体的に把握する視座が求められる。本発表では、各器種の型式学的な再検討を出発点として、共時的な石製品の組合せとその変遷を検討し、さらに器種を横断する系統理解の可能性を模索する。

 

報告2森 貴教さん|新潟大学研究推進機構超域学術院 助教

弥生時代の集落機能とその変質過程―砥石組成の遺跡間比較から―

〈要旨〉弥生時代における集落遺跡出土の砥石について、その組成を分析する。砥石組成の遺跡間比較により、研磨・切削作業上の集落機能の差異や共通性を明らかにし、弥生時代中期から後期・終末期にかけての変化を考察する。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人4000円前後、学生さん3000円以下)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.1月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

4月例会:4月18日(土)318th 

【貝から探る食と生産/解明の方法を学び直す】山田凜太郎山崎 健

5月例会:日程調整中(土)319th 

【内容調整中】瀬口眞司(東北北部の土偶装飾付土器)山下優介

6月例会:日程調整中(土)320th 

【内容調整中】中村耕作岩永祐貴

 
このエントリーをはてなブックマークに追加


acorns-4572674_640 

2/22に開催します近江貝塚研究会2月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は植物利用における選択と展開

時代を動かしてきたもの。それは環境変化とそこに住まう者たちの選択の蓄積。

縄文時代の堅果類と歴史時代の料紙を素材として、人々の選択と展開について議論します。

 

分野を超えた専門家・専攻生たちが繰り広げる質疑応答と意見交換、そこで生まれる「知的な化学変化」から、ブレークスルーの種をぜひ見つけてみてください。

●キーワード:植物利用、構成物分析、選択、変遷、料紙、堅果類貯蔵穴

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:316回例会 特集〈植物利用における選択と展開

日時:2020年2月22日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1柳原 麻子さん|大津市教育委員会

    関西地方における縄文遺跡出土の堅果類と貯蔵穴利用

〈要旨〉本発表では関西地方の縄文遺跡から出土する堅果類の種類や出土状況を集成・分析し、堅果類利用の実態を明らかにすることを目的とする。特に今回は堅果類利用に関わる遺構の一つである貯蔵穴について、遺構の内容物や堆積状況、周辺の環境分析とともにその役割を考察する。

 

報告2渋谷 綾子さん|東京大学総合研究博物館

古文書料紙の科学研究:植物素材の選択・利用・変遷を中心として

〈要旨〉古文書や古記録の多様な形態情報に関する研究,特に料紙に対する科学的な研究は,ゆがみの少ない非常に高精細な画像の撮影が可能な機器類の向上とともに,古文書学や歴史学,保存科学,文化財科学の分野で深化してきている。科学研究費を含めた共同研究では,料紙研究情報の国際標準化を通じて,歴史学の情報をより豊かにするとともに,国際的な歴史資料研究の基盤となるしくみを作り上げることを目指している。今回の報告では,2019年度現在まで実施した原本史料調査にもとづき,料紙の構成物分析の結果における傾向と,そこから見えてきた植物素材の選択,利用,変遷について検討を行いたい。。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人4000円前後、学生さん3000円以下)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ず本ブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.1月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

3月例会:320日(金・祝)317th 

  【組成の遺跡間比較から探る機能と系統】二村真司森貴教

4月例会:4月18日(土)318th 

動物利用山田凜太郎山崎 健

 

瀬口眞司

このエントリーをはてなブックマークに追加


tealight-4637226_640 1/18に開催します 年明け一発目の近江貝塚研究会1月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は【広域ネットワークを読み解く/弥生の青銅器と玉作りから】

青銅器と玉作り具体的な資料、研究史の整理・検討を通して、広域ネットワークの実態や生成の背景・過程について議論します。

近江貝塚研の持ち味は、分野を超えた専門家・専攻生たちが繰り広げる質疑応答と意見交換、そしてそこで生まれる「知的な化学変化」です。2020年も、これを成長の源に位置付けながら、全力で例会を積み重ねてまいります。是非ともお運びください。1月は大新年会もありますよ。

●キーワード:弥生、玉生産、青銅器生産、ネットワーク、地域間関係

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:315回例会 特集〈広域ネットワークを読み解く/弥生の青銅器と玉作りから〉

日時:2020118日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1米田 克彦さん|岡山県古代吉備文化財センター

    玉生産から弥生時代の広域ネットワークを考える

〈要旨〉弥生時代において玉生産は、日本海沿岸を中心に、北陸、近畿、東海、山陰、北部九州の広域にわたって行われた。列島各地の玉作遺跡の分布と変遷、玉の材質、生産品目、工具、製作技術、操業時期を整理し、玉生産の展開、地域性、地域間関係を探ることで、弥生時代の広域ネットワークや手工業生産のあり方について考える。

 

報告2北島 大輔さん|山口市教育委員会

弥生青銅器と玉作り

〈要旨〉北部九州を中心に分布する武器形青銅器と、本州中部を中心に分布する銅鐸。弥生中期における弥生青銅器の分布圏形成において、碧玉や翡翠などの玉流通ネットワークが与えた影響は無視できないと筆者は考えている。弥生青銅器と玉作りとの関連について、おそらく初めて言及したのは小林行雄であろう。埋葬地においてこそ共伴例のある弥生青銅器と玉類であるが、埋納地においては確実な共伴例を欠く。このたびの発表では、研究史上の論点を整理するとともに、改めてこの問題について考えてみたい。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人4000円前後、学生さん3000円以下)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ずブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.1月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

2月例会:2月22日(土)316th 

【植物利用における選択と展開】柳原麻子渋谷綾子

3月例会:320日(金・祝)317th 

   ※土曜日開催と間違って告知しておりました。正しくは金曜日・祝日開催です。訂正してお詫びします。

【組成の遺跡間比較から探る機能と系統】二村真司森貴教

4月例会:4月18日(土)318th 

【調整中】山田凜太郎山崎 健

 

瀬口眞司
このエントリーをはてなブックマークに追加

↑このページのトップヘ