考古学ブログ: Ours! 近江貝塚研究会

その事務局員が成長を目指して綴るバラエティー

考古学に活路を見出したい人のためのブログ。近江貝塚研究会は、日本で一番ゆるくてハードな考古系研究会。毎月1回の例会は参加費無料・飛び入り歓迎。近江・貝塚・縄文の枠を取り払って学び合います!

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Ours-News-Preview! 近江貝塚研究会事務局からのご案内です。

 

◆来年春の3月例会の速報版です。若さあふれる切磋琢磨シリーズ2018。弘前の小泉さんと福岡の福永さんが登場です!文化の多様性とその実態、それをあぶりだす彼らの手法にご注目ください

より詳しいことは後日またご連絡。まずは、いますぐ手帳に予定をご記入ください!お聞き逃しなく。ではでは!!(瀬口眞司)

 

 

月例会(第293回)  特集:研ぎ澄ます/先史文化の多様性の抽出と分析

日時 324(土)13:30  

会場 滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室
  
 http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

 

報告1 小泉翔太さん| 弘前大学 |

〈タイトル〉縄文土器の「つくり」と用途の関係性

〈あらまし〉縄文土器はその多彩な装飾をもっとも大きな特徴とするが、外見上の違いだけではなく胎土や成形技法、器壁の厚みといった「つくり」にも多様性がある。こうしたつくりの差異が、どの程度用途に関係するのかを、実験的手法をもちいて検討する。

 

報告2 福永将大さん| 九州大学院 |

〈タイトル〉「縄文文化の東西差」の再検討ー縄文後期中葉社会を事例としてー

〈あらまし〉学史的課題である「縄文文化の東西差」について、集団関係・集団構成という観点から比較検討する。

 


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 福原弘識さん(埼玉大学、明治大学、文京学院大学非常勤講師)から下記のご案内です。都市形成や理化学分析の応用、パブリック考古学にご興味のある方、ぜひ!概要は以下の通り。詳しくはhttp://jssaa.rwx.jp/kondankai_east007_Kokuchi
をご覧ください。 (瀬口眞司)

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古代アメリカ学会第7回東日本部会研究懇談会のお知らせ

 
1.趣旨

メキシコ中央高原の都市形成、発展、衰退のプロセスと言った問題に取り組む考古学調査団の成果と課題について、考古理化学やパブリック考古学研究を加えた総合的な取り組みについて報告いただく。

 
2.日時

20171217日(日)  14:00

 
3.発表
(1)トラランカレカ考古学プロジェクトの調査目的と成果(2012-2017

【発表者】村上達也(テュレーン大学)、嘉幡茂(ラス・アメリカス・プエブラ大学)、フリエタ・M.=ロペス・J.(メキシコ国立自治大学)、福原弘識(埼玉大学)、荒木昂大(東北大学)

 
(2)Aplicación de lastécnicas arqueométricas en los estudios arqueológicos de Tlalancaleca:Caracterización de los materiales constructivos

【発表者】フリエタ・M.=ロペス・J.(メキシコ国立自治大学)

 
(3)トラランカレカにおけるパブリック考古学の実践:地域住人のアイデンティティーと持続可能な考古学調査を求めて

【発表者】嘉幡茂、小林貴徳(関西外国語大学)、フリエタ・M.=ロペス・J.

 
4.会場 

専修大学神田キャンパス5号館4542教室(千代田区神田神保町38

九段下車5番徒歩3分、 神保町駅下車A2徒歩3 分、JR水道橋駅徒歩7分

 
5.主催 

古代アメリカ学会

 
6.連絡先 

東日本部会幹事・福原弘識(非常勤講師)hironorifukuhara*gmail.com

古代アメリカ学会事務局jssaa*sa.rwx.jp  (上記アドレスの*を@に換えて下さい)

 
7.そのほか 

会員の方も参加できます。参加の事前登録は必要ありません。

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Ours-News-Preview! 近江貝塚研究会事務局からのご案内です。来年2月例会の速報版です。特集名は〈弥生の技術拡散とその背景。より詳しいことは後日にまたご連絡。まずはカレンダー・手帳にご記入 (瀬口眞司)

 

2月例会(第292回) 特集:弥生の技術拡散とその背景 
 

日時 224日(土)13:30

会場 滋賀県埋蔵文化財センター 

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

 

報告1 山下 優介さん| 東京大学大学院博士後期課程 |

〈タイトル〉弥生時代後期前半における近江系土器を含む土器群とその拡散に関する考察

〈あらまし〉弥生時代後期前半において近江周辺地域にみられる、いわゆる「近江系土器」(受口状口縁をもつ壺・甕・鉢)を含む土器群の分布状況や内容を把握・検討しその拡散の状況や背景について考察を試みる。

 

報告2 鶴来 航介さん| 京都大学大学院博士後期課程 |

〈タイトル〉弥生時代西日本における木製農具の伝播

〈あらまし〉地域ごとの広鍬編年を検討して、従来の木器伝播論とその背景を見直します。


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村野正景さん(京都文化博物館)から、金沢マヤシンポジウム第2回のご案内です。パブリック考古学などにもわたる多様な内容です。こちらは今月中旬15日のイベント。会場は金沢でなくて、京都文化博物館ですのでご注意を。

 よろしければ是非!(瀬口眞司)

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◆イベント名:「金沢大学人間社会研究域附属国際文化資源学研究センター 中米ユニット研究会(金沢マヤシンポジウム 第2回)」

◆日時:20171115日(水) 10時から17時(予定)

◆会場:京都文化博物館別館2階講義室(〒604-8183 京都市中京区三条高倉)

 

◆内容:昨年に引き続き、古代メソアメリカの研究会を開催します。コパン王朝創始期の考古学的研究、理化学分析による年代研究、歯牙装飾を素材とする生物考古学、文化財保護・活用にかかるパブリック考古学など多岐にわたる分野の発表に加え、大学院生の発表を企画しました。発表者・参加者との議論を通じて、国際文化資源学の今後を考えます。

●1.発表者:市川彰

発表題目:放射性炭素年代測定データからみたメソアメリカ南東部の社会過程:チャルチュアパを中心に

●2.発表者:村野正景

発表題目:エルサルバドル考古学の課題と挑戦 〜「第一世代考古学者」の提案から〜

●3.共同発表著者:鈴木真太郎、Vera TieslerAndrea SandovalHéctor Mejía

発表題目:古代メソアメリカにおける埋め込み式歯牙装飾の起源について:グアテマラ共和国、エスクイントラ県、レイノサ遺跡からの考察

●4.発表者:中村誠一

発表題目:コパン王朝創始期の再検討-コパン考古学プロジェクトPROARCOの新発見と新解釈-

 

◆参加費無料、事前申込不要。

◆イベント関連URL1点: http://kanazawamaya.hatenablog.com


※連絡先等を含めた詳細はすべて上記URLをご参照ください!

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槙林啓介さん(愛媛大学東アジア古代鉄文化研究センター)からのご案内です。今月下旬のイベントです。ご興味のある方、お聞き逃しなく!

(瀬口眞司)

 

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各位

 

いつもお世話になっております。下記の要領で第10回学術シンポジウム〈文明と金属器─普及とその過程─〉を開催いたします。今回は、古代西アジアにおける金属器の普及の実態に焦点をあてて、各地域の最新の状況をお話しいただきながら議論を進めていきたいと思います。ご多忙のおりとは存じますが、ご参席いただければさいわいです。

 

日時:平成29年11月25日(土)12:00開場 13:00開始

会場:愛媛大学 南加記念ホール

発表:

津本英利(古代オリエント博物館)「金属器の故郷アナトリア」 

山藤正敏(奈良文化財研究所)「レヴァントにおける金属器の導入とその背景」

河江肖剰(名古屋大学)「ギザのピラミッドの銅と鉄」

足立拓朗(金沢大学)「古代イランにおける青銅器から鉄器への変遷」(紙上発表)

討論: コーディネーター 村上恭通(愛媛大学)・畑守泰子(愛媛大学)

詳細はコチラ⇒ http://ipst.adm.ehime-u.ac.jp/pages/?p=6674


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国立歴史民俗博物館渋谷綾子さんからのご案内。

◆国際研究集会
「文化財のデジタル化とその保存・活用―イギリスと日本」

国際研究集会を下記の通り開催いたします。

事前申込は不要ですので,ご興味のある方はご参加ください。

 

国立歴史民俗博物館国際研究集会「文化財のデジタル化とその保存・活用―イギリスと日本」

日時:平成291122日(水)17:45 20:10

場所:尚友会館(東京都千代田区霞が関3-3-1

 

【開催趣旨】

文化財保護法の見直しや大規模なデジタル化事業が行われるなど,日本における文化財をとりまく状況が大きく変貌しつつある。文化財保護法の見直しは文化財行政がより「活用」へと重心をかえるものであり,それはともすれば保護とのバランスがくずれかねない状況にあるともいえる。一方で、世界全体をおおうデジタル化の波は,これらの保護と活用の関係性そのものも変えてしまうようなものになっている。そこで,本研究集会では,デジタル化等を通じて文化財のさまざまな課題を乗り越えてきた先行事例であるイギリス(ウェールズ)の状況について,デイビッド・アンダーソン氏をお迎えして講演をいただく。アンダーソン氏の講演を踏まえ,日本ではどのように考えるべきなのか,議論を行いたい。

 

【スケジュール】

17:4517:50 開会挨拶・趣旨説明 久留島 浩(国立歴史民俗博物館長)

17:5019:00 講演 デイビッド・アンダーソン(David Anderson

英国ウェールズ国立博物館長)「イギリスにおける文化財の保存と活用について -ウェールズ国立博物館の実践をふまえて-

19:0019:20 報告 後藤 真(国立歴史民俗博物館・准教授)「日本における文化資源と歴史資料の大規模デジタル化の現状と課題」

19:2019:25 休憩

19:2520:05 討論(司会:久留島 浩) デイビッド・アンダーソン,後藤真,三木美裕(国立歴史民俗博物館・客員教授)

20:0520:10 閉会挨拶 小林淳一 (東京都江戸東京博物館・副館長)

※逐次通訳(日英)あり

 

主催:国立歴史民俗博物館「総合資料学の創成」事業(メタ資料学研究センター),全国歴史民俗系博物館協議会関東ブロック(関東ブロック集会)

 

※お問い合わせは下記までお願いいたします。

国立歴史民俗博物館 メタ資料学研究センター

Email: meta-shiryorekihaku.ac.jp, ●を@に直す。

http://www.metaresource.jp/meeting20171122/


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古代学研究会さんからのご案内です。ご興味のある方は是非!!

 

 ◆古代学研究会12月拡大例会◆

「古墳時代から飛鳥時代へ―集落遺跡の分析からみた社会変化―」

 

古代学研究会では、これまで弥生時代から古墳時代の社会について、様々な方面から検討を加えてきた(『集落から探る古墳時代中期の地域社会―渡来文化の受容と手工業生産―』(2012年)、『集落動態からみた弥生時代から古墳時代の社会変化』(2014年))。今回は、古墳時代から飛鳥時代への移り変わりのなかで、どのような社会変化が捉えられるのか、考古学的に明らかにすることを目的とする。

分析の対象は、畿内とその周辺地域の古墳時代後期から飛鳥時代(6世紀から7世紀)の集落遺跡とし、「集落遺跡の消長からみた画期の抽出」、「集落遺跡の立地の変化」、「集落遺跡の構造把握とその変化」の3つの視点から分析を進める。

以上から、各地域の様相を整理し、比較・検討することで、各地域内での変化と地域を越えた変化の抽出が可能か議論を進め、古墳時代から飛鳥時代への社会変化の実態を捉え、その背景にせまっていきたい。

 

日時:20171216日(土)10:0016:259:30開場)

場所:大阪歴史博物館4階講堂(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目駅」2号・9号出口)

定員:250名(当日先着順)

参加費:無料

主催・問合せ:古代学研究会(kodaigakukenkyukaireikai@yahoo.co.jp

《プログラム》

9:30受付開始

10:0010:05開会挨拶

10:0510:20趣旨説明

10:2011:00事例報告①

「大和地域」鈴木一議・中野咲・岩越陽平(奈良県立橿原考古学研究所)

11:0011:40事例報告②

「河内・和泉地域」吉田知史(交野市教育委員会)、道上祥武(大阪市立大学)

11:4012:20事例報告③

「近江地域」北中恭裕(大和高田市教育委員会)、辻川哲朗(滋賀県文化財保護協会)

12:2013:20昼食・休憩

13:2014:00事例報告④

「伊勢・伊賀地域」川部浩司(三重県立斎宮歴史博物館)、渡辺和仁(三重県埋蔵文化財センター)

14:0014:40関連報告

「文字資料からみた6・7世紀の集落と地方支配制度」溝口優樹(日本学術振興会特別研究員)

14:4014:50休憩

14:5016:20討論コーディネーター:森岡秀人(古代学研究会代表)

16:2016:25閉会挨拶

 

誌上報告

●「山城地域」:古川匠(京都府教育庁)、柏田有香(京都市埋蔵文化財研究所)、大坪州一郎(木津川市教育委員会)

●「摂津地域」:山田暁(西宮市教育委員会)、清水邦彦(茨木市教育委員会)、若林邦彦(同志社大学歴史資料館)

●「播磨地域」:山中良平(赤穂市教育委員会)、荒田敬介(神戸市教育委員会)

●「紀伊地域」:田中元浩(和歌山県教育委員会)


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市川彰さん(名古屋大学高等研究院)からのご案内です。

先般も報道などでありましたように、今やエジプトのピラミッド研究では、3D計測やミューオンといった現在注目されている最先端技術を用いたアプローチが様々な成果を出しつつあります。

 

1126日(日)、名古屋大学文学部棟127号室で開催されます、古代アメリカ学会 第6回西日本部会研究懇談会では、「最新技術を駆使したピラミッド研究の現在」をテーマに、話題の若手研究者2名によるピラミッド研究の現在が報告されるとのこと。詳細はコチラ⇒ http://jssaa.rwx.jp/kondankai_body.html

なんだかほんとにすごいですよ。お聞き逃しなく!

(瀬口眞司)

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近江貝塚研究会12月例会(第290回例会)  
特集:〈
先入観との対峙/未検証仮説を見直す2

日時:201712月9日(土)午後1:30~午後6:00  
    〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

◆場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1305発の乗車がおススメです。)

 

◆報告1:瀬口眞司| 公益財団滋賀県文化財保護協会 |

    土偶とそのマスク

(要旨)縄文時代前半期や西日本の後半期には「顔のない土偶」が多数生み出された。その反面、また中期以降の東日本では「顔のある土偶」が盛行し、後期以降は仮面も顕在化する。これらはどのような背景・土壌のもとに生まれ、製作者・使用者たちはこれをどう位置付けていたのか。観察の理論負荷を意識しつつ、研究史と資料を俯瞰しながら予察し、アプローチの方法を模索する。

 

◆報告2:吉田泰幸さん| 金沢大学 人間社会研究域 附属国際文化資源学研究センター

 Japanese Archaeological Umbrella: 日本考古学の「傘」はどんな形をしているのか

〈要旨〉今回のテーマ、〈先入観との対峙〉は「パラダイム」や「パラダイムシフト」とも関係があると思いますが、私と“Japanese

ArchaeologicalDialogues: 文化資源学セミナー「考古学と現代社会」2013-2016” (吉田・アートル編2017. 金沢大学国際文化資源学研究センター)を共同で編集したアメリカ出身の文化人類学者のジョン・アートルは、次のような話をしたことがあります。

ア:「日本考古学にポスト・プロセス的なものってあるの」

よ:「それが前提としているプロセス的なものがないんだからないんじゃない」

ア:「・・・?」

よ:「・・・??」

そういった「パラダイムシフト」はないように見えますが、日本考古学の型や範のようなものはありそうで、それが今回のテーマが設定された理由だと思います。そこで、Clive Gambleの”The unfurling umbrella ofarchaeological theory”という図を手掛かりに日本考古学の「傘」の見取り図を描いてみて、型や範を見直すケーススタディをいくつか試みたいと思います。

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・懇親会(会費 社会人3000円前後、学生2000円前後)もあります。親交拡大にご活用下さい(JR大津駅前「養老の滝」の予定)。

・災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。怪しいときはお手数ですが、必ず ブログ!http://koukogaku.blog.jp/ などでご確認下さい。


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近江貝塚研究会11月例のご案内です。特集名は、〈先入観との対峙/未検証仮説を見直す〉シリーズ第1弾!

知識は我々をよく助けますが、しばしば我々の観察を縛り、惑わします。学界全体で思いこまれた前提は、時に未検証のまま大きな影響を与え続けます。このあたりの宿命に挑むことで、新たな展望を開きます。この試みを目のあたりにしたい方、研究の伸びしろを大きくしたい方、是非お運びください!

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◆第289回例会  特集:〈先入観との対峙/未検証仮説を見直す

●日時:20171111日(土)午後1:30~午後6:00  

〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

●場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1305発の乗車がおススメです。)

 

●報告1:板垣 優河さん| 京都大学大学院文学研究科 |

 岐阜県飛騨地方におけるワラビ根茎利用活動

(要旨)これまで縄文時代の植物食は堅果類に中核があったと考えられ、根茎類の食料化は等閑視されることが多かった。当時の植物利用を多面的に検討するには、根茎類に対する理解を深めるとともに、その利用痕跡を考古資料の中に見出す視点や方法を整備していかなければならない。本発表では、ワラビの根茎に焦点をあて、飛騨地方を対象とした聞き取り調査と関連史料の検討をもとに江戸~昭和前半期の利用活動について論じる。そして考古学的な視点から行った食料化復元実験について述べ、縄文時代における利用法を考察していく。なお、発表では他の野生植物や地域に対するフィールドワークについても適宜言及することにしたい。

 

●報告2:藤井 整さん| 京都府教育委員会 | 

葬送儀礼の変化にみる権力の生成

(要旨)大型墓における供献遺物の「量」や、儀礼行為の多様性などに表れた「質」は、そこに埋葬された被葬者達の階層的地位を表示するとされるが、これは未検証仮説である。階層差の存在を前提とした社会評価ではなく、葬送儀礼を執り行った人間の行動/行為の変化から、人々の関係性が複雑化する過程を追う。

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・懇親会(会費 社会人3000円前後、学生2000円前後)もあります。親交拡大にご活用下さい(JR大津駅前「養老の滝」の予定)。

・災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。怪しいときはお手数ですが、必ず ブログhttp://koukogaku.blog.jp/ などでご確認下さい。

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