考古学ブログ: Ours! 近江貝塚研究会

その事務局員が成長を目指して綴るバラエティー

考古学に活路を見出したい人のためのブログ。近江貝塚研究会は、日本で一番ゆるくてハードな考古系研究会。毎月1回の例会は参加費無料・飛び入り歓迎。近江・貝塚・縄文の枠を取り払って学び合います!

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みなさま

 

富山の町田賢一さん達が盛り上げておられる「北陸貝塚研究会」。

その記念すべき第10回例会に、第19回尖石縄文文化賞受賞者:西野雅人さんとお邪魔することになりました。土偶論特集です。ご都合とご興味がマッチするようでしたら是非!
とっても元気な研究会。「近江貝塚研究会」同様、ぜひご活用ください!

 (瀬口眞司)

 

********************

記念すべき第10回北陸貝塚研究会の開催のご案内です!

全国各地でJOMON熱にうなされた日々が続いており、特に土偶は愛嬌のある姿かたちのため、多くの人々の注目を集めています。姿かたちだけでなく、その土偶にはどんな縄文人の思考が詰まっているのか?関東と関西の縄文研究を牽引するお二人から、土偶を通して縄文社会を読み解いてもらいます!次回の研究会を行かずして縄文は語れません!

  

日時:2019119日(土)1315分~
場所:環日本海交流会館 大会議室(いつもの場所と違うので気をつけてください)

http://www.tic-toyama.or.jp/kannihonkai/


テーマ:「土偶のヒミツ」

発表土偶の2つの基本的様態とその遷移」(瀬口 眞司)
発表縄文中期土偶からみた集団の地域間交流」(西野 雅人)

 

(瀬口発表要旨)
土偶とその関連資料には2つの基本的な様態がある。α態は、霊的存在が取り付くことを待つ「依代」であり、後期旧石器末から連綿と続いた「定番品」である。一方のβ態は、霊的存在が取り付いた「精霊像」であり、縄文前期末に付加されたいわば「新製品」である。新製品の顕在化の背景にあったコンセプトは「見える化」で、β態はその演出の結果である。以上の点を資料に即しながら論証する。

 

(西野発表要旨)
関東甲信越広域に花開いた縄文中期文化のなかで、土偶は重要な位置を占めるが、関東で盛行をみたのは武蔵野・相模野台地の一部のみ。下総台地の中期大型貝塚群は持ち込みを明確に拒否した。県内出土例は大型貝塚成立前の狩猟好適地に点在、北関東や西関東の集団進出を示唆する。祭祀用土器と一括埋納された鉢ヶ谷土偶は、甲信地域の円錐形土偶の祖型に近いものと判断され、控えめな動作は、瀬口眞司さんのいう「第2組の腕」を欠く表現とみるに至った。瀬口さんからご意見をいただき、地域を超えた集団関係を考える契機としたい。

 

*研究会終了後には懇親会も行います。 

多くの方のご来場をおまちしております。 

北陸貝塚研究会 佐藤


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明治大学の阿部芳郎さんから、製塩のシンポジウムの情報拡散依頼がありましたので、ご案内いたします。概要は以下の通りです。

(瀬口眞司)

 

明治大学資源利用史研究クラスター成果公開シンポジウム

日本列島における製塩技術史の解明Ⅰ―縄文から古代まで拡張して見えるもの―

開催日:20191020()

会 場:明治大学グローバルホール

日 程:9時受付開始 5時閉会

定 員:120名

その他:配布資料あり(無償)事前受付なし

連絡先:03-3296-1873資源利用史研究クラスター

 

日 程

受付開始900

開演930

発表1 製塩研究の歩み 岩本正二

発表2 製塩研究の課題と展開 阿部芳郎

発表3 東北地方―里浜遺跡(縄文)・江ノ浜貝塚(古代) 菅原弘樹

発表4 関東地方―霞ヶ浦周辺における縄文時代製塩遺跡の構造と理解 高橋 満

発表5 東海地方―松崎遺跡(古墳・古代) 川添和暁

発表6 四国地方―宮ノ浦(みやんな)遺跡(古墳)  槙林啓介

発表7 文献史料から見た塩とその使用量―古代食の復元から― 三舟隆之

発表8 文字史料からみた古代の塩 馬場 基

討論

閉会1700



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10/26に開催します 近江貝塚研究会10月例会の正式案内【新規】です。


●特集名は【玉を通して過去を覗く】

現象に即して玉の製作技法をゼロベースから見直した時、何が見出せるのか?

あるいは玉の組成とその変化から、どんな背景が見通せるのか?

気鋭のお二人の研究に学びます。皆さんのブレークスルーの糸口にぜひ!

●キーワード:弥生、玉、技法、地域性、北陸、楽浪郡

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:312回例会 特集〈玉を通して過去を覗く〉

日時:20191026日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1:大上立朗さん|秋田県埋蔵文化財センター

    北陸における管玉製作技術の地域性とその背景

〈要旨〉弥生中期の北陸における管玉製作技法として北陸東部に「新穂技法」、北陸西部に「大中の湖南技法」が分布すると考えられていた。しかし近年、北陸の管玉製作遺跡の調査事例が増加し、一遺跡内で両技法が共存するケースや、これらの技法の定義に当てはまらない資料も確認されている。そこで本研究では主に施溝分割工程の資料の分析から北陸の管玉製作技術を再考し、地域性形成の背景に迫る。

 

報告2:谷澤亜里さん|九州大学総合研究博物館

弥生時代後期の玉類の特質:韓半島との比較から

〈要旨〉弥生時代後期以降、日本列島へはIndo-Pacific Beadsをはじめとする舶載ガラス玉類が列島の広域に普及し、玉類の組成にも大きな影響を及ぼしている。この現象の背景を考察するために、併行する時期の楽浪郡域と韓半島南部での副葬玉類の内容とその変遷を検討する。日本列島での玉類副葬との比較を通じ、舶載玉類の流入経路や、列島における副葬玉類の特質について考察したい。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ず瀬口携帯090-1441-5104やブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.11月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

11月例会:1123日(土)313th 

【遺構に残る社会関係を読み解く】石黒立人藤井整

12月例会:1214日(土)314th 

【特集名調整中】瀬口眞司辻川哲朗

1月例会:118日(土)315th 

【(仮)弥生の玉と金属生産】米田克彦北島大輔

 

瀬口眞司


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◆ご案内のポイント

近江貝塚研の11月例会(11/23)の先行案内速報版です。

特集は【遺構に残る社会関係を読み解くです

遺構類型に見られる相違・格差をどう読み取り、いかに裏付けながらその社会関係を読み解くか?

エッジの効いたツワモノ達が新たな高みを目指して挑みます。

皆様のご専門におけるブレークスルーの糸口、知的な化学変化の契機がそこにあるはず。

全力でご期待にお応えしますので、是非お運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:201911月例会(第313回) 

特集:遺構に残る社会関係を読み解く

日時:20191123日(土)13:30  

会場:滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室  

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発滋賀医大行きの「帝産バス12:45」か「近江バス13:10」に乗車、「文化ゾーン前」下車がおススメです。

 

報告:

1石黒立人さん

〈タイトル〉遺構から探る弥生時代の広域的関係

〈あらまし〉現存する遺物とは異なり、調査報告書からしか読み取ることができない遺構に焦点を合わせて、広域的関係の様相と意味を読み解きます。

 

2藤井 整さん

〈タイトル〉格差と階層〜社会の複雑化をどう測るか〜

〈あらまし〉墓に見られる差異は、単純な格差なのか、それとも制度化された階層差なのか。そして、その指標となりうる要素は何か。数値による「見える化」を試みます。

 

ではでは!!  瀬口眞司


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9/21に開催します 近江貝塚研究会月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は基盤としての構造/現象としての型式

型式を生み出す母胎や基盤について私たちは何を想定できるのか。

それをどのように把握することができるのか。

そもそも想定・把握できるのか。

みなさんの専門分野におけるブレークスルーの糸口をお探しください!ご期待に全力でお答えします。

●キーワード:編年・系統・構造・土偶・有孔鍔付土器

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:311回例会 特集〈基盤としての構造/現象としての型式

日時:2019921(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1長田友也さん|中部大学非常勤講師

    土偶の多様性-東海縄文後期・今朝平タイプ土偶を中心に-

〈タイトル〉縄文時代の精神文化を代表する儀器である土偶については、その型式学的研究の進展により、多くの土偶型式・系統が提示されてきた。これは土偶解釈の前提としても重要な視点であり、特に一元的にとらえられてきた土偶の機能・用途についても再検討を促すものと考えられる。そうした視点の下、東海縄文後期にみられる今朝平タイプ土偶から、土偶の多様性について検討するものである。

 

報告2大石雅興さん|同志社大学大学院

A「有孔鍔付土器の型式学的研究ー八ヶ岳西南麓出土資料を中心にー」

B「近畿・中国地方における縄文時代早期末葉~前期初頭土器研究の現状と課題ー宮ノ下式土器の再検討からー」

〈要旨〉A:縄文時代中期の東日本に広く分布する有孔鍔付土器は古くから機能・用途論を中心に研究が進められてきた。しかしその反面、型式学的検討が立ち遅れており、実証的な分類・変遷研究を行った例は少ない。本発表ではそういった有孔鍔付土器を諸属性より型式学的に分類し、層位学的な検証を行うことで、他地域に比べ出土数の多い八ヶ岳南麓域出土の有孔鍔付土器の変遷を検討する。

 B:近畿・中国地方において早期末葉~前期初頭の土器様相については多くの研究が行われてきた。しかし、未だ結論が出ない部分も多く、まだまだ検討の余地が残されている。本発表ではそういった研究における現状と課題を、近畿地方北部における縄文早期研究の出発点とも言える宮ノ下式の再検討を通じて整理し、当該期の土器群を再評価する。

     9月例会の報告2は例外的な措置として2本立てとなりました。ご了解ください。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ず瀬口携帯090-1441-5104やブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.10月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

10月例会:1026日(土)312th 

玉を通して過去を覗く大上立朗谷澤亜里

11月例会:1123日(土)313th 

【弥生集落・葬制関係】石黒立人藤井整

12月例会:1214日(土)[注意:日程最終調整中]314th 

【特集名調整中】瀬口眞司辻川哲朗

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近江貝塚研の10月例会(10/26)の先行案内速報版です。

今回の特集は【玉を通して過去を覗く】です。

 

現象に即して玉の製作技法をゼロベースから見直した時、何が見出せるのか?

あるいは玉の組成とその変化から、どんな背景が見通せるのか?

気鋭のお二人の研究に学びます。

 

皆さんのブレークスルーの糸口にぜひ!

ご期待に全力でお答えします。

 

◆ご案内の詳細

対象:201910月例会(第312回) 

特集:玉を通して過去を覗く

日時:20191026日(土)13:30  

会場:滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室  

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発滋賀医大行きの「帝産バス12:45」か「近江バス13:10」に乗車、「文化ゾーン前」下車がおススメです。

 

報告:

1大上立朗さん|秋田県埋蔵文化財センター

〈タイトル〉北陸における管玉製作技術の地域性とその背景

〈あらまし〉弥生中期の北陸は管玉製作が盛んな地域であり、その製作技法として北陸東部に「新穂技法」、北陸西部に「大中の湖南技法」が分布すると考えられていた。しかし近年、北陸の管玉製作遺跡の調査事例が増加し、一遺跡内で両技法が共存するケースや、これらの技法の定義に当てはまらない資料も確認されている。そこで本研究ではこれまでの技法の定義を用いずに、主に施溝分割工程と側面剥離工程の資料の分析から北陸の管玉製作技術のあり方を考えていく。

 

2谷澤亜里さん|九州大学総合研究博物館

〈タイトル〉弥生時代後期の玉類の特質:韓半島との比較から(仮)

〈あらまし〉弥生時代を通じ、日本列島へは多量の玉類が舶載されている。特に弥生時代後期以降には、舶載ガラス玉類が列島の広域に普及し、玉類の組成にも大きな影響を及ぼしている。このような変化の背景に何があるのか。同時期の韓半島における玉類副葬の内容との比較から検討したい。

 

ではでは!!  瀬口眞司


お知らせ

現在、台風が関西地方等に接近中ですが、
7月27日(土)の近江貝塚研7月例会(第309回例会)は予定通り実施する方向で調整中です。
7月例会の内容は以下のとおりです。
http://koukogaku.blog.jp/archives/1075113614.html


丁度、皆様がお運びになる時間に雨が強くなる可能性もありますが、
少しお早めにお出かけになるほうが良いかも知れません。

事務局でも早めに会場入りし、皆様のお越しをお待ちしております。
また、会場となる滋賀県埋蔵文化財センターでは、
現在、下記①・②の展示を同時開催中。
例会前にご覧になっていただくのも良いかも知れません。

皆様のお運びをお待ちしております!
(瀬口眞司)

①レトロ・レトロの展覧会2019 夏の特別展「京と海を結ぶ近江の港と船」
http://shiga-bunkazai.jp/%e3%83%ac%e3%83%88%e3%83%ad%e3%83%bb%e3%83%ac%e3%83%88%e3%83%ad%e3%81%ae%e5%b1%95%e8%a6%a7%e4%bc%9a2019-%e5%a4%8f%e3%81%ae%e7%89%b9%e5%88%a5%e5%b1%95%e3%80%8c%e4%ba%ac%e3%81%a8%e6%b5%b7%e3%82%92/

②滋賀県埋蔵文化財地域展Ⅰ多賀町編「お墓から見た多賀の歴史」
http://shiga-bunkazai.jp/%e6%bb%8b%e8%b3%80%e7%9c%8c%e5%9f%8b%e8%94%b5%e6%96%87%e5%8c%96%e8%b2%a1%e5%9c%b0%e5%9f%9f%e5%b1%95%e2%85%a0%e5%a4%9a%e8%b3%80%e7%94%ba%e7%b7%a8%e3%80%8c%e3%81%8a%e5%a2%93%e3%81%8b%e3%82%89%e8%a6%8b/

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みなさま

 

滋賀県立安土城考古学博物館の福西貴彦さんからのご案内です。

滋賀県立安土城考古学博物館では

916日(月・祝)まで

60回企画展 「塩津港遺跡発掘調査成果展/古代の神社と祭祀を中心に」を開催中!

 

より多くの方にご覧になっていただきたいということでご案内いたします。

詳細は以下の通り。

http://azuchi-museum.or.jp/special-kikaku/8635.html

 

●入館料

大人500(400)円、高大生300(240)円、

小中生、県内高齢者、障害のある方は無料

※( )内は20名以上の団体料金です。


●主な展示資料

塩津港遺跡出土資料(いずれも滋賀県教育委員会蔵)

神像/破風板/高欄/蟇股/華鬘/金銅製飾金具

起請文木札/土師器皿/樹皮縄/角棒/箸

松明/幣串/呪符木簡/皇朝十二銭

ものさし/升/天秤棒/硯

 

●選りすぐりの企画展関連博物館講座

2019年7月28日(日)

第1回「古代・中世の塩津港と地域社会」

講師:水野章二氏(滋賀県立大学)


②2019年8月11日(日)

第2回「発掘された塩津港遺跡 」

講師:重田 勉(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)


③2019年9月1日(日)

第3回「起請文木札と中世の神々」

講師:濱 修(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)


④2019年9月7日(土)

第4回「古代の最重要港湾 塩津港」

講師:横田洋三(公益財団法人滋賀県文化財保護協会)


※いずれも当館NPSセミナールーム 13時30分~15時(受付は13時~)

定員140名(当日先着順) 参加費200円


瀬口眞司


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8/31に開催します 近江貝塚研究会8月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は葬送における規律と集団像

葬送において地域ごと・集団ごとに見られる規律や、それらと墓群構成の相関性などから出自集団の関係性、社会の組織及び構成などに切り込む研究をご報告いただきます。みなさんの専門分野にも生かせる観点・方法が必ず見つかるはず。ぜひブレークスルーの糸口にしてください!ご期待に全力でお答えします。

●キーワード:弥生・葬送儀礼・墓葬儀礼・出自集団・穿孔土器・規律

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:310回例会 特集〈葬送における規律と集団像〉

日時:2019年8月31日(土)
         午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1:相馬 勇介さん|堺市

    穿孔土器の分析からみた葬送儀礼の規律について

〈タイトル〉膨大な発掘調査の成果によって、弥生時代における葬送儀礼の痕跡は数多く確認されており、各調査の報告時にはその内容について詳細な分析が行われてきている。しかし、それらの内容について統括的に分析を行った研究は少なく、現状では各地域間における葬送儀礼の様相について十分な理解はないと言えよう。本発表では、弥生時代の葬送儀礼について地域間での違い(規律?)は存在するのか、という疑問を解消することを目的とする。対象とする地域は、現在の大阪湾岸域(摂津~河内~和泉)である。扱う資料は、葬送儀礼の結果物として研究史上で十分に指摘されてきた、穿孔土器である。

 

報告2:川部 浩司さん|斎宮歴史博物館

出自と墓葬をめぐる集団像と弥生社会

〈要旨〉環瀬戸内海域から伊勢湾岸域の方形周溝墓にみる墓群構成と墓葬儀礼から、出自集団関係と弥生社会の構成を検討する。特に、祭儀の執行を示す普遍的な供献土器儀礼の分析を中心として、墓葬儀礼と墓群構成の相関性を導き 出すとともに、出自集団の関係性や弥生社会の組織及び構成といった墓葬にまつわる社会的な集団像を描き出す。このような定性的な視点に立脚して、祭儀もまた地域間交流を促したという側面にも挑戦してみたい。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ずブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.9月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

9月例会:921日(土) 311th 

特集名調整中大石雅興(縄文早期末~前期初頭土器)・長田友也(土偶機能・用途論)

10月例会:日程調整中 312th 

【玉作・手工業関係】大上立朗谷澤亜里

11月例会:1123日(土) 313th 

【弥生葬制関係】石黒立人藤井整

 

瀬口眞司


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7/27に開催します 近江貝塚研究会7月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は型式や遺構の形成過程を追う

土器型式や盛土遺構の形成過程に着目することでそのものの本質に迫る研究をご報告いただきます。みなさんの専門分野にも生かせる観点・方法が必ず見つかるはず。ぜひブレークスルーの糸口にしてください!ご期待に全力でお答えします。

●キーワード:古墳、土師器、渡来系、受容過程、アンデス、マウンド、巨大モニュメント、遺跡形成論

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:309回例会 特集〈型式の展開・遺構の形成過程を追う

日時:2019727日(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1:河合 忍さん|岡山県教育庁

    古墳時代・備中南部における韓式系要素の受容過程について-古墳時代前・中期の土師器の分析を中心として-

〈要旨〉古墳時代中期の食器における韓式系(渡来系)要素の受容過程の研究については、須恵器の分析を中心に進められてきた。これには、古墳時代前期後葉~中期の土師器が形態等の変化に乏しく、その型式変化を詳細に把握することが困難であり、そのために編年研究が進まなかったことに一因があると考える。

近年は近畿地方を中心として、土師器の研究を深めながら、総合的にこの課題に取り組む研究も増えており、目覚ましい成果が上がりつつある。そこで、今回の発表では、備中南部における土師器編年の構築を基礎として、この課題に取り組み、当該地域における韓式系(渡来系)要素の受容過程をより詳細に明らかにすることを目的とする。

 

報告2:荘司 一歩さん|総合研究大学院

マウンド・ビルディングの考古学:先史アンデスにおけるモニュメントのはじまりを考える

〈要旨〉南アメリカ大陸のアンデス海岸地域では、先土器時代にあたる紀元前3000年ころから「神殿」と呼ばれる巨大なモニュメントが建設されてきた。本発表では、それよりもさらに古い時代に建設された貝塚のようなマウンド(盛り土遺構)を対象に、遺跡形成論とそこに埋め込まれた考古遺物(石器、自然遺物、埋葬人骨など)の分析から生業、自然環境、建設活動の変化について迫る。また、こうしたマウンドと後の巨大モニュメントとの関係を考察する。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ずブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.8月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

8月例会:831日(土) 310th 

葬送における規律と集団像/弥生墓制】相馬勇介(葬送儀礼の規律)・川部浩司(出自集団)

9月例会:921日(土) 311th 

特集名調整中】大石雅興(縄文早期末~前期初頭土器)・長田友也(土偶機能・用途論


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