新屋雅明さん著 『縄文時代後・晩期土器編年の研究』刊行のご案内です。縄文時代文化研究に情熱的に取り組んで来られた新屋雅明さんは、2011年12月にご逝去。その後、新屋さんのご研究業績を1冊の著作集として刊行する準備が埼玉の金子直行さん達によって進められ、六一書房から5月中旬に刊行されるそうなのでご案内。詳細の参照・ご購入は下記のホームページからが便利かも知れません。→ http://www.book61.co.jp/book.php/N52968
目次等は以下の通り。縄文文化の中に幾つかある大きな変動期に関わるご研究だけあって、該期の土器研究だけでなく、縄文文化研究全般にもとっても参考になるかも。第7章では第6節で14C年代測定データも整理されている模様。序文を小林達雄先生、解題を大塚達朗さんが書かれています。ご参考までに。
第1章 加曽利B式土器の再検討
第2章 石神貝塚出土の加曽利B式土器
第3章 大宮台地における後期末から晩期初頭の土器群について
第4章 大宮台地出土土器を中心とした安行式土器の編年
第5章 埼葛地域の安行3c式
第6章 晩期中葉の再検討―埼玉周辺の晩期中葉の様相―
第7章 晩期安行式土器