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Ours-News-Preview! 近江貝塚研究会事務局からのご案内です。

8月例会の速報版です。種子圧痕や古文書料紙といった資料のミクロの観察を通して過去を明らかにする手法を共に学びます。より詳しいことは後日にまたご連絡。まずは、いますぐカレンダー・手帳に予定をご記入ください!

 

近江貝塚研8月例会(第298回)

特集:微細資料を通して過去を見つめる

 

日時825日(土)13:30  

会場:滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室 

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

 

報告1:柳原 麻子さん大津市教育委員会

〈タイトル〉関西地方における縄文時代中後期の植物利用の変化

〈あらまし〉縄文時代後期の関西地方において検討されている、東からの集団の移動の可能性について植物利用の観点から考察を行った。特に今回は当該地域における種子圧痕や植物遺体の検出事例と、集落との関わりに着目する。

 

報告2:渋谷 綾子さん|国立歴史民俗博物館

〈タイトル〉前近代の和紙の構成物分析にもとづく古文書の起源追跡:研究の展開と可能性

〈あらまし〉現在私は,考古学や植物学的な手法によって古文書料紙の構成物を分析し,古文書の起源の精細な追跡を行う研究を進めている。本発表では,現在までの研究結果とともに,料紙研究の現状と課題,古文書の起源の追跡にむけた構成物分析の展望を検討したい。