考古学ブログ: Ours! 近江貝塚研究会

その事務局員が成長を目指して綴るバラエティー

タグ:構造


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近江貝塚研の12月例会(12/14)の先行案内速報版です。

特集は【資料の向うにあるものを捉えるです

資料をみるとはどういうことか。何が見出せるのか。改めて問い直し、展望を開くことに挑みます。

皆様のご専門におけるブレークスルーの糸口、知的な化学変化の契機がそこにあるはず。

全力でご期待にお応えしますので、是非お運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:201912月例会(第314回) 

特集:資料の向うにあるものを捉える

日時:20191214日(土)13:30  

会場:滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室  

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発滋賀医大行きの「帝産バス12:45」か「近江バス13:10」に乗車、「文化ゾーン前」下車がおススメです。

 

報告:

1瀬口 眞司

〈タイトル〉土器と土偶/構造と変換(仮)

〈あらまし〉事象の本質を捉えるには、型式学的な変化を追うだけでなく、構造──手を替え、品を換えながら繰り返し現れるもの──を捉えることが必要である。土偶と縄文土器、その関係性を対象として、構造と変換のあり方を具体的な資料から改めて整理し、それらの本質に関する予察と展望を提示する。

 

2辻川 哲朗さん

〈タイトル〉須恵器系埴輪の製作技術について(仮)

〈あらまし〉いわゆる淡輪技法をはじめとする須恵器系埴輪の製作技術について、あらためて技術の内容と系譜を検討するとともに、埴輪の生産体制について考えてみたい。

 

ではでは!!  瀬口眞司



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9/21に開催します 近江貝塚研究会月例会の正式案内【新規】です。

●特集名は基盤としての構造/現象としての型式

型式を生み出す母胎や基盤について私たちは何を想定できるのか。

それをどのように把握することができるのか。

そもそも想定・把握できるのか。

みなさんの専門分野におけるブレークスルーの糸口をお探しください!ご期待に全力でお答えします。

●キーワード:編年・系統・構造・土偶・有孔鍔付土器

参加費無料・事前申し込み不要です。お気軽にお運びください。

 

◆ご案内の詳細

対象:311回例会 特集〈基盤としての構造/現象としての型式

日時:2019921(土)午後1:30~午後6:00〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1310発の乗車がおススメです。)

 

報告1長田友也さん|中部大学非常勤講師

    土偶の多様性-東海縄文後期・今朝平タイプ土偶を中心に-

〈タイトル〉縄文時代の精神文化を代表する儀器である土偶については、その型式学的研究の進展により、多くの土偶型式・系統が提示されてきた。これは土偶解釈の前提としても重要な視点であり、特に一元的にとらえられてきた土偶の機能・用途についても再検討を促すものと考えられる。そうした視点の下、東海縄文後期にみられる今朝平タイプ土偶から、土偶の多様性について検討するものである。

 

報告2大石雅興さん|同志社大学大学院

A「有孔鍔付土器の型式学的研究ー八ヶ岳西南麓出土資料を中心にー」

B「近畿・中国地方における縄文時代早期末葉~前期初頭土器研究の現状と課題ー宮ノ下式土器の再検討からー」

〈要旨〉A:縄文時代中期の東日本に広く分布する有孔鍔付土器は古くから機能・用途論を中心に研究が進められてきた。しかしその反面、型式学的検討が立ち遅れており、実証的な分類・変遷研究を行った例は少ない。本発表ではそういった有孔鍔付土器を諸属性より型式学的に分類し、層位学的な検証を行うことで、他地域に比べ出土数の多い八ヶ岳南麓域出土の有孔鍔付土器の変遷を検討する。

 B:近畿・中国地方において早期末葉~前期初頭の土器様相については多くの研究が行われてきた。しかし、未だ結論が出ない部分も多く、まだまだ検討の余地が残されている。本発表ではそういった研究における現状と課題を、近畿地方北部における縄文早期研究の出発点とも言える宮ノ下式の再検討を通じて整理し、当該期の土器群を再評価する。

     9月例会の報告2は例外的な措置として2本立てとなりました。ご了解ください。

 

◆4つのお願い                                                                                                 

1. PDFのご掲示や、ご興味のありそうな方への転送・拡散にお力添えいただけますと幸いです

2.懇親会(JR大津駅前「養老の滝」/会費 社会人3000円前後、学生さん優待価格2000円前後)もあります。

  親交拡大にご活用下さい。

3.災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。

  怪しいときはお手数ですが、必ず瀬口携帯090-1441-5104やブログhttp://koukogaku.blog.jp/でご確認下さい。

4.10月以降のステキなラインナップは下記の通り。カレンダー・手帳にぜひお書き留めください(敬称略)。

10月例会:1026日(土)312th 

玉を通して過去を覗く大上立朗谷澤亜里

11月例会:1123日(土)313th 

【弥生集落・葬制関係】石黒立人藤井整

12月例会:1214日(土)[注意:日程最終調整中]314th 

【特集名調整中】瀬口眞司辻川哲朗

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