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Ours-News-Preview! 近江貝塚研究会事務局からの例会先行案内

 

連投しちゃってごめんなさい!10月例会の速報版ですよ。
 豊富な資料に恵まれた房総半島に焦点を当てて、海産資源利用から古代史を読み解きます。貝塚研きっての強力タッグの1つですからね、資源利用に興味のある方、くれぐれもお聞き逃しなく。詳細は後日ご連絡。日程・内容などの概要は以下の通り。是非いますぐカレンダー・手帳にご記入ください!

 

10月例会(第288回)  

●特集:海産資源利用から読み解く古代史 

●日時 1021日(土)13:30~  

●会場 滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室 

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

 

●報告1, 

山崎 健さん| 奈良文化財研究所 |

〈タイトル〉古代における貝類利用の実態―房総地域の事例研究―

〈あらまし〉前回の発表において、古代では貝類に大きな価値の差異が認められ、文字資料と考古資料を比較することによって「中央へ貢進するための採貝活動」と「地元で流通・消費するための採貝活動」を分けて議論できる可能性を指摘した。そこで今回の発表では、質の高いデータが蓄積されている房総地域を事例として、古代における貝類利用の実態を検討してみたい。

 

●報告2, 

西野 雅人さん| 千葉市埋蔵文化財調査センター |

〈タイトル〉古代房総における海産資源の利用

〈あらまし〉房総半島における縄文中・後期の大規模貝塚集中は、海産資源の活発な利用が多くの人口と豊かな文化・社会を支えたことをものがたる。縄文晩期後半以降、貝塚は激減し大規模なものはみられないが、1980年代以降の発掘急増により小規模貝層をもつ集落が各時代に存在することが明らかになった。文献史料の研究成果も併せて古代房総における海産資源の利用のあり方を検討する。

 

ではでは!!  瀬口眞司