考古学ブログ: Ours! 近江貝塚研究会

その事務局員が成長を目指して綴るバラエティー

タグ:西山集

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近江貝塚研究会第294回例会

●特集:〈製作技法×新視点で過去を探る〉

●日時:2018年4月14日(土)
   午後1:30~午後6:00  

   〈研究報告60分+質疑応答60分〉×2本

●場所:滋賀県埋蔵文化財センター 2階研修室

    http://shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

JR瀬田駅発 滋賀医大(大学病院)行きバス 「文化ゾーン前」下車徒歩5分 

(帝産バス12:45発 もしくは 近江バス1305発の乗車がおススメです。)

 

●報告1:西山 集さん| 立命館大学院 |

 縄文晩期における土器容量と使用痕からみる水稲耕作普及の様相について

(要旨)西日本における深鉢・浅鉢の容量組成と器種組成の変化、製作技法から文化の変化を明らかにする。併せて、特徴的なススとコゲのパターンから水稲耕作に伴う調理方法の普及を読み取り、作り手と使い手の2つの視点から文化の受容と伝播の在り方に関する考えを深める。

 

●報告2:浦 蓉子さん| 奈良文化財研究所アソシエイトフェロー |

 古墳時代における木材調達と木器生産について

〈要旨〉古墳時代における各遺跡から出土する原材・原木、樹皮が付いた材や小径木などの現地性の高い材とそれらの樹種から、各遺跡における木材の調達を復元する。また、古墳時代に特徴的な器種を取り挙げて、各遺物の木器製作方法を復元するとともに、古墳時代の木器生産を考えたい。また、未成品等の少ない古墳時代中・後期における木器生産を考えるにあたり、古代における木材調達、木器生産を参考にして検討を加えたい。

 

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・懇親会(会費 社会人3000円前後、学生2000円前後)もあります。親交拡大にご活用下さい(JR大津駅前「養老の滝」の予定)。

・災害やインフルエンザ等の流行などに伴い、急遽中止になることもあります。怪しいときはお手数ですが、必ず 瀬口携帯 090-1441-5104(それからこのブログ!http://koukogaku.blog.jp/ )などでご確認下さい。

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新年度4月例会の速報版です。特集〈製作技法×新視点で過去を探る掛け合わせることで、探究の射程をぐーんと広げた試みを若手のお2人に発表いただきます。〈伸びたい方〉は、是非ともお聞き逃しなく!お待ちしております。より詳しいことは後日にまたご連絡。まずは、いますぐカレンダー・手帳に予定をご記入ください! (瀬口眞司)

 

4月例会(第294回)  

特集:製作技法×新視点で過去を探る 

●日時 414(土)13:30  

●会場 滋賀県埋蔵文化財センター・2階研修室 

http://www.shiga-bunkazai.jp/%e5%88%a9%e7%94%a8%e6%a1%88%e5%86%85/

 

●報告1 西山 集さん| 立命館大学院 |

〈タイトル〉突帯文期における土器容量と使用痕からみた弥生文化普及の様相について

〈あらまし〉西日本において、煮沸用土器の容量変化と製作技法から作り手の視点での弥生文化成立を、また煮沸用土器のススコゲを中心とした使用痕から使い手の視点での弥生文化の成立過程を俯瞰し、明らかにする。

 

●報告2 浦 蓉子さん| 奈良文化財研究所アソシエイトフェロー |

〈タイトル〉古墳時代における木材調達と木器の「流通」について

〈あらまし〉各遺跡から出土する原材・原木、樹皮が付いた材や小径木などの現地性の高い材とそれらの樹種から、各遺跡における木材の調達を復元する。また、木器生産の各工程に即した遺物を取り挙げて各遺物の木器製作方法を復元するとともに、古墳時代の木器の「流通」を考えたい。
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